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株式会社ガス檢 「災害時にもいち早く設備点検と復旧支援」ガス設備メンテナンス企業の取り組み
- クライアント
- 株式会社ガス檢
- 業種
- 高圧ガスプラント設備の検査・施工
- 給油対象物
- 車両用
- 契約時期
- 2019年12月
1968年に創立以来、高圧ガスプラント設備の検査・施工を通じて「安全・安心」を届けている株式会社ガス檢 管理部 部長川﨑様にお話を伺ってみました。
Q川﨑さん、まずは株式会社ガス檢様について教えてください。
川﨑氏: 1968年設立の高圧ガスプラントの検査、設計、施工、メンテナンスを行う総合保安事業者です。従業員は約60名で、関東に3カ所、東北に1カ所、グループ会社では静岡、愛知に3カ所と計7カ所の事業所を構えています。
高圧ガスプラントの検査では、経済産業大臣指定の指定保安検査機関として業務を行っており、2015年からは水素ステーション設備の検査事業にもいち早く取り組んでいます。
Qガスというと弊社がお届けする燃料とは直接関わりが無いように感じますが、災害時用に準備している燃料は何に使用するのでしょうか。
川﨑氏:車両用の燃料になります。インフラの復旧、お取引先に向かう車両の燃料用に確保しています。 (必要燃料と資機材を三和エナジー事業所で管理。)
Q契約を考えるきっかけは何だったのでしょうか。
川﨑氏:2011年3月の東日本大震災です。当時は車両用の燃料確保にかなり苦労しました。燃料が確保できないとインフラの復旧はもちろん、お取引先の設備に対して迅速に安全を確保する事も厳しくなります。そのような事態からBCPの一環として2018年に災害対策要領を作成し、従業員用の安否確認、車両用の燃料確保に投資をすることにしました。
Q緊急時の燃料配送を行っている企業は複数存在しますが、その中でも弊社(当時はヒラオカ石油)を選んでいただいた決め手は何だったのでしょうか。
川﨑氏:金額面よりも災害時に迅速に動ける対応力が一番の決め手でした。当時燃料を扱っている企業4社に電話で相談しましたが、対応力、実行力、対応エリアの広さ(グループ会社のある静岡もカバーできる)からヒラオカ石油に決めました。 (2023年8月1日、三和エナジーに契約切り替え。)
Q弊社と契約して良かったことなどはありますか。
川﨑氏:契約して終わりではなく、災害時を想定した訓練を行えた事です。2022年には通信訓練を行い、翌年には実際に三和エナジーのローリーに来てもらい給油訓練を行いました。実際にSD(セールスドライバー)と話すことで自分たちでは気づかなかった新しい気付きを発見できました。
Q川﨑さんが考える今後の展望を教えてください。
川﨑氏:認知度を向上させたいです。
弊社の事業を多くの方に知っていただく事で、業界の認知度向上にも繋がります。ニッチな業界でも社会貢献しているという事を多くの方々に知っていただきたいです。
Q最後に貴社のPRをお願いします!
川﨑氏:我々は国民の生活を支えている業務を行っています。
決して派手ではありませんが、必要不可欠な事業であるという事を胸に刻み全職員が日々業務に取り組んでいます。
こういった職種が存在する事を1人でも多くの方に知っていただきたく思います。
それが私たちのやりがいにも繋がっていくと感じています。
2023年に実施した給油訓練の様子
クライアント詳細
- クライアント名:株式会社ガス檢
- 本社所在地 :〒351-0032 埼玉県朝霞市大字田島43番地
- インタビュイー:管理部 部長(総務担当)川﨑 圭二さん
編集後記
今回は株式会社ガス檢の川﨑さんにお話を伺いました。
私たちが安心安全に生活できているのは当たり前ではないこと、支えてくださっている方々がいらっしゃることを忘れてはいけません。 私たち宇佐美配送事業会社グループもそのような企業様と共にインフラを支えていける事を誇りに思います。
ガス檢さん、川﨑さんありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします