タンク内の燃料劣化!メンテナンスの頻度や方法とは?

タンク内の燃料劣化!メンテナンスの頻度や方法とは?

燃料タンクに保管している燃料は、時間の経過とともに劣化します。劣化した燃料を使うことで、燃料系統やエンジンに不具合や故障が発生し、いざというときに機械設備が動かないということになりかねません。また、燃料を長期間放置すると、タンク自体も劣化し、燃料漏れなどの重大事故につながる可能性もあります。そのような事態を招かないためにも、定期的なメンテナンスが必要です。

ここでは、タンク内の燃料の劣化とメンテナンスについて説明します。

燃料の劣化が起こる理由

燃料が劣化する理由について代表的なものを紹介します。

燃料を入れたまま入れ替えていない

燃料を入れ替えずに放置すると、空気との接触による酸化や、温度変化による劣化が進行します。一般的な燃料油の備蓄推奨期間は、軽油や灯油で3ヵ月、重油で6か月が目安となっています。涼しい場所に密閉されて保管されていても上記の期限を守ることが推奨されています。

劣化の原因はスラッジや水分

燃料が劣化する原因は燃料の種類にもよりますが、例えば重油の場合、劣化の主な原因は、スラッジの発生です。スラッジとは、重油に含まれるアスファルテンなどの物質が、温度変化で空気中の酸素や水分との結合によって分離、または軽質の異なる重油の混合によって分離したアスファルテンスラッジや、重油に含まれるワックス分が温度変化によって分離したワックススラッジなどの総称です。

スラッジを放置すると、タンク内の水分や錆びと結びついた堆積物(セジメント)となり、燃料フィルターの目詰まり、タンク内部や配管の腐食などを引き起こす原因ともなります。

燃料タンクのメンテナンスは法令で定められている

燃料などの貯蔵タンクは消防法により、原則として1年以内に1回の定期点検の実施が定められており、貯蔵タンクの種類に応じて定められた点検項目に従い点検する必要があります。

地下貯蔵タンクの場合は、地下に埋設された箇所を目視で点検することが難しいため、別途、ガス加圧法、液体加圧法、減圧法などによる漏れの点検を実施しなければなりません。

ただし、地下タンクの漏れの点検に関しては、設置・交換の完成検査日から15年以内であること、二重殻タンクで強化プラスチック製の外殻を用いていること、定められた方法による週1回以上の漏洩検査の実施など、一定の条件を満たしていれば定期点検は3年以内に1回と定められています。

さらに、二重殻タンクの内殻や、定められた漏れ検知や漏洩拡散防止の措置が講じられている、強化プラスチック製の二重殻タンクの間隙に危険物の漏れを検知するための液体が満たされている、などの要件が加われば、漏れの点検をしなくてもよい、とされています。

燃料タンクの点検とメンテナンスの内容

燃料タンクの点検とメンテナンスには、具体的にどのような項目が必要か説明します。

消耗品の交換

燃料タンクを構成する部品の中には、消耗や劣化による交換が必要なものもあります。燃料を吸い上げるための燃料ポンプ、燃料内の異物を除去するための燃料フィルター、タンクの通気口のキャップ、各種パッキン等、点検の際には必要に応じて交換が必要です。

燃料タンク清掃

タンク内に溜まったスラッジなどの異物を除去するために、定期的なタンク内の清掃が必要です。タンク内の清掃をする際は、最初にタンク内の残油を全て抜き取ります。密閉状態のタンク内は酸素濃度が薄い可能性があるので、タンク内に人が侵入して清掃する場合は、空気を送付して酸素濃度を高めるなどの安全対策も必要です。

タンク内の洗浄は、高圧の水を噴射する高圧洗浄や中和剤などを使った薬品洗浄が一般的です。

三和エナジーでは、燃料タンクのメンテナンス機器「ロカクリーン®」をご提供しております。ロカクリーン®は、燃料タンク内の重油を吸引し、フィルターによって重油をろ過してから、再びタンク内に戻すシステムです。

小型トラックに搭載されているため自由に移動でき、狭いところでも対応が可能です。作業員がタンク内に進入せず、燃料も抜かないため、工期短縮や費用低減につながります。

ろ過作業中でも発電機を作動できるため、万が一作業中に災害による停電が発生しても、すぐに非常用発電機を作動できます。

※「ロカクリーン®」は、三和エナジー株式会社が特許を取得しています(特許庁 特許証 第6941249号)

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設備の整備

タンクは危険物を貯蔵するので、漏洩を検知するための設備、通気のための配管、消火設備など、安全対策のための様々な設備が備えられています。これらの設備の作動確認や、劣化、使用期限に応じた交換も必要です。

配管のメンテナンス

地下埋設の貯蔵燃油タンクと同様に、地下埋設配管についても、原則として1年以内に1回の漏れの点検が義務付けられています。ただし、配管もタンクと同様、完成検査日から15年以内のものや、漏れの検知や定められた漏洩拡散防止のための措置が講じられたものについては、点検は3年以内に1回で良いと定められています。

まとめ

燃料タンクは法律や規制によって定期的な点検が定められていますので、まずは法律に則った点検を遵守することが必要です。その上で、環境汚染・事故などを防ぎ、正常に設備を作動させるために、清掃や修繕を適宜行うことが重要です。

燃料タンクはメンテナンスがされていない事も多く、燃料劣化が進む原因となります。ロカクリーン®により燃料タンクのメンテナンスを行うことで、燃料の劣化を防ぐことができます。

「三和エナジー株式会社」では、石油販売やサービスステーションの展開を行う「宇佐美グループ」の一員として、ロカクリーン®をはじめとした危険物施設に関する全ての業務のトータルソリューションをご提供しています。

燃料劣化や燃料タンクのメンテナンスについてお悩みでしたら、ぜひ一度お問い合わせください。

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